dh memoranda

徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

ブロガーとしてイベントに呼ばれるということ

N700 に乗ってからいったい何日経ったのやらですが、書き残したことがあったのでまとめておきたいと思います。ネタはブロガーは、イベントでは結構大変なのですよ、ってこと。

ブロガー試乗会ではブロガーはけっこう大変であるということ:[mi]みたいもん!

試乗会が終わり、無線LANを見つけ、新大阪で飯を食って、エントリー更新して、東京に帰ろうと移動している間に平田さんがぽろっと言ったことがとても面白かったので、ここに記録しておきます(だって、エントリーにしてくれないんだもん)。

今回、ブロガーが一斉に同じ試乗会に参加して、一斉にブログを更新しているところを目にして、普段自分をやっていることですが、改めて思ったのが以下のことです。
記者(取材も執筆も)
カメラマン(スチル)
カメラマン(人によっては動画も)
編集
媒体管理

これブロガーは全部ひとりでやるんですね。そりゃ、みんな忙しいわけです。そりゃ、名古屋過ぎたら、全員PCに向かうわけです。

どうして N700系試乗会でこれを思いついたのかといいますと、プレスの人と一緒だったからです。当日、ブロガーも大変だったのですが、プレスのひとたちの真剣さがものすごかったのですよ。それもこれも、限られた時間に取材を終わらせてタイムリーに放送なりしなければならないのですから、当然のことですね。

せっかく同乗したので、車両を移動する際にちょこちょこ見学させてもらいました。何枚かこっそり撮ってみたのがこれらの写真です。プレスのみなさんは、あらかじめ周到に準備しているようで、かたっぱしからネタになる新しいものを撮影したり、それをアナウンサーの人が説明したり、テキパキこなしていました。狭い社内を移動しながらの取材、また各社ともそれぞれ忙しく動いていたので、思うように移動もできずかなりのハードスケジュールではなかったかと思います。撮影の邪魔にならないように車両を移動するときには自動ドアがあかないように窓から確認したりしたり、映らないように移動したり、とかなり気をつかっていました。逆にボクが撮影するときにも、大丈夫ですか、って確認してくれたり、とお互いが心配り。

で、ひととおり撮影ができたら席について記事など書いていたわけです。プレスは何人かで手分けしてやっているけど、ブロガーはエントリーを書くのは基本的に全部ひとり。同じものを見て、それを同じように書いたら、スピードにしても品質にしても勝てないような気がしました。って、そもそも同じ土俵の上での勝負ではないんですけど。一人でやるのは結構大変なんだなあ、と思ったしだいです。

マスメディアにはマスメディアの役割り、ブロガーにはブロガーそれぞれの視点があります。例えば、ぼくが今回特に注目していたのはPCや通信環境。そういうのがある、ってくらいのことはマスメディアでも伝十分伝わるけど、詳しいこと、深いところはなかなか伝わらない、そういうところにも面白いネタがあるんじゃないかなあ、と思って社内をうろうろしたり、広報の人に質問したりしていました。その結果が「N700系のモバイル環境」のエントリーです。他の人もいろんな切り口で書いていたので、それぞれに面白いし、全部みると切り口の違いも楽しめて面白いです。

N700 系試乗会に限らず、ブロガーが記者発表会などによばれるというのはこういうことだと思うんですね。

ということで、自分の言ったことがそのまま人のブログの記事になって便利な世の中だなあ、といしたにさんに感謝してしめくくりたいと思います。はい。