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トラックボール新調: Kensington SlimBlade Trackball

ひさびさに新しいトラックボールを購入しました。Kensington の SlimBlade Trackball です。

SlimBlade Trackball

わたしはマーブルマッドネス以来のトラックボールファンでして、自宅では、同じく Kensington の Expert Mouse を使っています。こいつ、Mouse と名がついていますが、昨今、かなりめずらしくなってきた大玉のトラックボールでとても重宝しています。一方、いままで会社では、おとなしく猫をかぶってマウスを使っていたのですが、先日、なんか無性に欲しくなって物色してみたところ、なんと Kensington から新型がでているではないですか。これは買わなきゃ、ということでバイナウ。翌朝9時30分には会社に配達されました。ちなみにお値段はAmazonで11,993円 (2009.8.11時点)。高い? そんなことを気にする人は、以下、読んではいけません。

SlimBlade Trackball

Kensingtonの新作トラックボールマウス SlimBlade Trackball (engadget)

ケンジントンから新作トラックボールが登場するのはじつに6年ぶり。おさらいすると、SlimBlade Trackballは従来のスタイルはそのまま、ボールを取り囲んでいたスクロールホイールを排した4ボタンのトラックボールマウス。スクロールは通常ひとつしかない光学ピックアップを2基搭載する事により、「ひねる」動作で実現しています。

今年の頭に発表になり春先には出ていたんですね。全く気がついていませんでした。しかし、6年ぶりとは...。

実際の使い勝手ですが、Expert Mouse ユーザーにはほとんど違和感がないんじゃないかと思います。ボールの回転の滑らかさはいうことなし、適度な重さを持ったボールを転がす感覚は変わらず顕在です。今回、スクロールホイールがなくなり、ボールの回転でスクロールするようになっています。スクロールは「ひねる」と表現されていますが、実際のところはボールに指を触れながらの周りのリング部分をなぞるとスクロールします。最初、ちょっと戸惑いましたが、コツを覚えれば、ホイールよりもいい感じです。

SlimBlade Trackball

また、メンテナンス性もかなりよさそうです。ボールを支持するルビーの突起部分が綺麗に仕上げてあり、ホコリがたまりにくい構造になっています。ホコリがたまっても、簡単にふきとれそう。これは長く使えそうな予感がします。

また、専用のドライバーをインストールすれば今回のウリの「View Mode」や「Media Mode」を利用できますが、いまのところあんまり使う機会がなさそうに思います。対応するアプリケーション次第なんでしょうかね。

ということで、SlimBlade Trackball はおすすめです。Happy Hacking Keyboard とあわせて使うと最高でしょう。二つあわせると、はやりのネットブックくらい軽く買えてしまうくらいの金額ですが、そんなことを気にしない、コダワリの方にだけおすすめします。

途中、ロジクールや MS のトラックボールも使いましたが、Kensington のトラックボールとは、なんだかんだと10年以上のおつきあい。昔、機械式の Turbo Mouse で使っていたビリヤード球がいまだに家にころがっています。いつかまた使える日がくるのではないかと待っているのですが、今回も使えないようです。はい。

Kensington SlimBlade Trackball (amazon)