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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

PHS300 その後

PHS300

5月に購入した Cradlepoint のPHS300 ですが、その後、いくつか試したのでご報告も兼ねて情報をアップデートしたいと思います。

まず、最初に触れるべきは Firmware のアップデート、D02HW に必要だった儀式が不要になりました。これは使い勝手を大きく変えました。なにせ不要なときに電源を切ることができるようになったのですから大きいです。もし、まだ、2.1.0 を使っている人がいましたら、ぜひ、現時点で最新の 2.2.1 にアップデートすることをお勧めします。PHS300 のサポートページ からダウンロードできます。

PowerBank Slim 2.0 FPS440U (amazon)

バッテリーの持ちですが、やっぱり 2時間程度ではつらいので、外部バッテリを購入しました。わたしが購入したのは PowerBank Slim 2.0 。薄型ですが、3.7V/4,400mAh の容量で出力が 5V/1,000mA です。eneloop の大容量外付けも試したのですが、5V/500mA 程度の出力アンペア数が小さいものでは、PHS300はうまく動かないので、もし、購入される際は、出力アンペア数に注目してください。なぜか、外部バッテリーをオンにしてから、PHS300を起動しないといけないようです。PowerBank Slim 2.0 だと、外付けバッテリーを充電しながら PHS300も充電できて便利でした。ちなみに、外付けバッテリーとPHS300の間のUSB給電ケーブルは自作してもよかったのですが、末広町の駅の近くのお店でたまたまみつけたので、お店で買いました。外径5.5mm、内径2.5mmで、外がマイナス、内がプラスです。間違えないように気をつけてください。

PHS300 in MUJI Mesh Double Case

で、PowerBank Slim 2.0、D02HWとPHS300の三つをケーブルでつないで利用するのですが、これがかさばって大変です。鞄の中にいれておくと、ごちゃごちゃしてケーブルがからまったりして悲しいやら困ってしまうやらなので、ケースを買いました。いろいろ物色したなかでのおすすめは、無印良品のメッシュ収納ダブルケース。PHS300もバッテリーも熱を持つので熱が逃げやすそうなメッシュ、LEDが透けてみえて動作状況がわかりやすいこと、無線機器なので電波を通しやすそうな素材というので選んでみました。薄くてかさばらず、とても重宝しています。また、このケースは二重になっているので、もうひとつのポケットのほうには、ACアダプターやケーブルなどを収納しておけます。ワンケースにいれてしまうと、まさに動くホットスポット、窓際にケースごと置いておくときなどにとても便利です。

また、たまたま機会がありまして、ドコモの A2502 での接続テストをしてみました。いろいろ試したのですが、通常、PCで接続ツールでつなぎにいく先の mopera.net には接続できませんでした。A2502自体は認識できて、コネクションは成立しているようですが、ドコモの定額接続は、コネクション成立後、別途認証しないとパケットが通らない仕組みのようですね。残念。ドコモのネットワークのほうが、イーモバイルよりもカバーしているエリアが広いので、出張や旅行の多い人には、うまく接続できるようになると福音となると思ったのですが、PHS300のファームウェアに接続ツールと同様の機構を入れないとダメでしょうから、ドコモとcradlepointにお願いするしかないんでしょうね。

ということで、PHS300ネタのアップデートでした。

(2009.1.1 追記: アマゾンでも買えるようです。)
(2008.10.20追記: 国内での発売情報はこちら)