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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

News2uはブログPRの会社ではなくネットPRの会社です

とても親しい知り合いなのだけど、彼もブログに書いているので、わたしもブログで指摘してみたいと思います。「ブログへの掲載保証サービスがやってきた」の最後の段落について。

あ、そうだ。前にWOM勉強会でも話題になったんだけど、どうして企業の担当者がNews2uとかブログPR広告系のサービスを使うのかというと、掲載数そのものが社内での実績として評価されやすいからみたいです。 もちろんそんな浅はかな評価基準じゃなくて、きちんと効果を見ている企業もあると信じてますが、どうも聞いてるとそうじゃない企業のほうが多そうです。 まあ保証してもらうのはお金を出す側にしたら安心できるので気持ちはわかるのですが、目的は載せることじゃないので、そこを履き違えたらダメですね。

ブログPR広告系ってのが意味不明ですが、News2uはネットPRの会社であって、たぶん、ブログPR広告系サービスの会社ではありません。社長ブログとか提供していますが、それは企業からの情報発信を支援する一助としてやっています。現在のメインビジネスはニュースリリースの配信です。ニュースリリースがなんであるかについては、こちらの「ニュースリリースとプレスリリース」を参照してください。

次に掲載数ですが、ここでいう掲載数が何を意味するのかもまた謎ですが、News2u では企業から発表されるニュースリリースの本数についてはとても気にしています。これは企業の活動力、企業の情報発信能力に直結していると思うからです。もちろん、むやみやたらに1000本ノックとかすることを意図しているのではなく、適正数を維持しているかどうか、という意味で掲載数は評価されるべきものだと思っています。

掲載数がどれだけの媒体に掲示されているのかという視点でみる場合でも同様です。マーケティング活動だけにネットPRを活用するのではなく、さまざまな企業活動においてネットPRを活用してほしいと思っています。ネットからの業績への貢献もネットPRの一部です。しかし、企業活動はそれ単体で測るものではなく、目的によってそれぞれ必要な指標は異なるでしょう。少なくとも、News2uのサービスでは、多くの人の目にふれることが大切であろうということでパートナーサイトへの掲載がつつがなく行われるようにしていますが、それだけでなく、その掲載内容を読んだブロガーなどの手を経て、多くの個人にもクチコミの輪が広がる可能性もあります。どのような効果を期待できるのか、どのような効果があったのか、現在のところ正確に測るのは難しいでしょう。掲載数は万能な尺度ではないと思いますが、それを浅はかだと切り捨てるのは反対です。

多くの企業は自社の考えや想いといった情報を、できる限り正確にそれを必要とする相手のところに届けたいのです。インターネットの普及前後でもそれは変わりません。変わったのはどうやって届けるのが相手にとって一番良い方法なのか。ネットの登場により新しい手段を手に入れたわたしたちは、まだまだ試行錯誤の過程にいるのです。