先日、発表された Xacti の新型 DMX-CG65 の発表会に縁があって参加してきました。

集まったのは、Xacti のユーザーさんを中心に100名ほど。開発陣と某氏を壇上に迎え熱心な質疑が続きました。そのときの模様を写真にとったので、興味のある人はどうぞ。

Photoset on Flickr: Xacti DMX-CG65

DMX-CG65 のイチオシの機能は H.264 対応らしいです。要するに、小さいファイルサイズでより高画質の動画を保存できるようになるということなので、Xacti のようなハンディサイズのビデオカメラにとってはいい機能だと思います。サンプル機で撮影することができたので、そのファイルを紹介します。

動画サンプル (VGA 画質優先モード 23.1MB/59sec)

手振れ補正ありで撮影したつもりだったんですが、ひどい手振れです。これで撮影者の力量を推し量ることができますね。気分が悪くなったら、即刻視聴を中止してください。いや、ちゃんとしたサンプルはこちらとか見たほうがいいと思います。

で、あらためて映像をみて、Xacti の画質優先モードですが、なんとなくノイズが多いというか、シャープすぎるというか、そんなような気がします。DMX-HD2 を店頭でいじってみせてもらったときにもそんな気がしたので、これはもう好みの問題なのかもしれません。個人的には、もうちょっとソフトな感じのほうがうれしいです。またカメラをもってくるっと一回転してみたんですが、ブロックノイズがでてしまいました。このあたり、ファームウェアは製品版までにさらなる調整を行うということでしたので、製品版では解消しているのかもしれません。

会場でも、開発陣のほうから質問にもあったように、製品の方向性について、大画面化/高画質化を求めていくのか、手軽なスナップカメラとして使いやすさのほうを追求するのか、出力としてテレビに向かうのか、PC での利用を中心にするのか、という話があると思います。年末にブラビアを購入してしまったわたしからすると、とにかく「両方」なんですが、一台で両方のニーズに応えるのは難しいことを考えると、Xacti は気軽なほうがいいような気がします。

あ、ちなみに、この動画ファイルはPLAYSTATION 3 では問題なく再生しましたが、そのままで iPod に転送することはできませんでした。理由は調べていませんが、VGAサイズで撮影したから、ファイル形式の問題か、どっちかなあ。こういうことを気にしなきゃいけないのが楽しいといえば楽しいんですけどね。