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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

ブロガーサミットにいってきました

アジャイルメディアさん主催のブロガーサミット2013にいってきました。土曜日の午後をまるまる使って合計6つのパネルセッション、どれも聞くたびになつかしさがこみあげてきましたが、そんな話をすると年寄の昔話で面白くないのでしません。

気になったのは、ブログのマネタイズとステマについて。

一部のブログを除くとマネタイズの手段として主にあげられていたのが広告収入、具体的にいってしまうとアマゾンアソシエトとアドセンスでしたが、アドセンスが止まると困るので記事の内容が面白くなくなった、という主旨の話を Otsune さんがしていたかと思います。まあ、いってみれば Google によるコンテンツの統制ですね。広告メディアの運営ではあたりまえの話だと思うのですが、ブログを書く人にとっても、考えることは避けて通れない話かと。

10年前に「有料」ブログでココログ、ブログ人、そして TypePad と裏方として立ち上げていったのですが、ブログに毎月 500円、1000円と払う人がいるのか、といった話をいろいろな方からされました。広告モデルなら無料でブログ提供できるので、そんな人がいるわけない、といった話をしていた方が大勢いました。わたしはいると思っていたのですが。

理由は、サービス運用会社の都合で書きたいことが書けないとか、広告メディアとしての利用規約に合意できないとか、そもそも広告はのせたくないとか、そういったことを考える人がいると思っていたからです。広告にしても自分で確認して納得したものだけを自分でコントロールして表示するとか、そういう考えの人がそれなりの人数いるんじゃないかなー、と思っていました。利用規約なんて読まないで自由に使っていたりする人のほうが多かったりするのかもしれませんが。先日も政党が LINE の公式アカウントを無料で使うと寄付扱いになってウンヌン、という報道がありましたが、そういうことですよね。あれから10年、いまだとどうなんでしょう。

いわゆるステマについてもちょっと触れたいと思います。養命酒とかアニメとか、好きなものを好きというだけでステマという話もありましたが、ちょっと違う話、例えば、政治が絡んだりしてると「マーケティング」ではないですが「ステルス」という点は気にしてもよいかと思います。自分の主義主張で意見にバイアスがあるわけで。「嘘を嘘と見抜けないひとは...」ではありませんが、バイアスを読み違えて違った意見に採られることもあるかもしれません。さらには、それを期待して書いたりする人もいるかもしれないわけで...。

まあ、当たり前の話なのですが、完全に客観的な意見というものはないんじゃないかなと思います。事実だって見る視点によって異なって見えるでしょうし。仕事の関係があったり、知り合いであるか、極端には好きかどうかでも、違いがでてくるんじゃないかと。なので、ミスリードを期待しているメディアの運営者は別にして、普通に情報発信していくときには、どんな立場、どんな視点で自分が書いているのか、分かるようにしておいたほうが、わたしとしては好みです。ブログっていうのは、いろんな視点の意見を読めるのがいいので、みんなが客観的だと面白くないですよね。

と、なにやら小難しく書いてしまいましたが、そんなことはどうでもよくて、モダシンさんの隣でくつろいで一日楽しめてよかったです。で、モブログと更新pingサーバのセッションはどこでしょうか。