色合わせ - i1 display2
先日、ある方と写真談義をしまして、写真の発色の色の話になりました。彼はフィルムの発色のすばらしさを語ってくれたのですが、無類の面倒くさがりやさんのわたしにはフィルムカメラなど扱える気がしません。でも、色が写真の重要な要素であることはよく理解できたので、カラーマネジメントに挑戦してみることにしました。
で、購入したのが i1 display 2。いろんなのがあったのですが、ネットの評判となんとか手の届く範囲の値段で決めてみました。導入の設定は簡単。ディスプレイの上にのせて、あとはアプリケーションの指示に従うとほぼ自動的にカラーキャリブレーションファイルができあがりです。
実のところ、カラーマネジメントには以前から興味がありまして、Mac OS のディスプレイの設定のカラーマネジメントツールで簡易キャリブレーション設定していたのですが、今回の結果にはびっくり。かなり違う色になりました。気になりはじめたらとまりません。会社のマシン、MacBook Air など身の回りのマシンは、全部調整してしまいました。ついでに、LCD-4300U もやってみようと思ったのですが、こちらは本体?ドライバー? よくわかりませんが、対応していませんでした。残念。
ということで、設定してみたものの、なんかディスプレイごとに微妙に違うような気がします...。液晶なので、見る角度などでも影響するだろうし、どこまで気にすればいいのかわかりません...。ああ、気になる気になる...。
ちなみに、i1 display 2 では環境光も測定して色合わせすることもできるのですが、これまた、日中と夜間でかなり色が違いました。自分の眼力に、絶対的にこれがこの色、という感覚がないので、機械にふりまわされていそうな予感がしています。どうせ振りまわされるからには、プリンタまでカラーマネジメントしたいのですが、そこまでするには高すぎるよなあ、と思ったりしてなかなか踏み込めないところです。むー。
で、Aperture でいままで撮影した写真を見返していたのですが、自分でがんばって色を調整するよりも、 VQ1005 の味のある色合いがいいなあ、とか思ったりしましてなにやってんだか。色って本当に難しいです。まだまだ長くて険しい道程がありそうです。勉強が必要ですね。はい。
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