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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

Chumby がやってきた

Chumby が、わたしのところにもやってきました。ほしいほしいといっていたら手元に届きました。ありがとうございます > 関係者各位。

chumby

このブログを読んでいるガジェッター各位にはもう説明不要かもしれませんが、Chumby はハック可能なインターネット端末。320 x 240 の QVGA タッチパネル液晶と無線LAN、加速度センサーなど備えています。基本的には Flash Player が動いていて、インターネット経由でさまざまな widget という flash アプリケーションを利用することができます。chumby.com にアカウントと自分の chumby を登録しておきまして、どんな widget を使うのかは、サイト上で channel として登録して使うようになっています。このあたりのネットと端末の連携はさすがというか、こなれています。

chumby

現在のところは、chumby の flashplayer に日本語のフォントがはいっていないため、そのまま日本語をつかうのはちょっと厳しい状態ですが、Chumby から直接USB メモリにはいったアプリケーションを動かすことで、日本語フォントを含む flash アプリを起動させることはできるようです。ちょっと力技かな。

Chumby がハック可能という所以は、自作の widget, すなわち flash アプリを実行可能、というだけではなく、動いているソフトウェアから、ハードウェアの設計図、外装の型紙までオープンであること。ぜひ 開発者向けサイト をのぞいてみてください。

Jakar on Chumby

で、届いてから、なぜか暇がつくれず、なにも遊べていないのですが、わたしが取締役をしている ビート・クラフトは Chumby 上で動くメディアプレイヤーを作りました。先日の ESEC 2008 や Chumby Night #00 でデモしていたので、すでにご覧になられた方もいると思います。Flash ではなく Jakar Media Framework (読みはジャカール) を使って書かれたネイティブアプリです。このデモと Jakar について興味の出たひとは、koyhoge さんの解説 を見てください。

ということで、やってきた Chumby は、わたしのオフィスの机においています。もっといじりたいなあ...。