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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

SHOCHU LAB ミーティング 「もろみの見た夢」

bottles

さるところでいつもお世話になっているアサヒビールさんからのお誘いというかなんというかをいただきまして、SHOCHU LAB ミーティングにいってきました。なんでも、新しい本格焼酎を作ったとのこと、わくわくしながらいってきました。

まずは、SHOCHU LAB の紹介。いままでにないやり方で焼酎を作ってウェブのみで販売していくとのこと。4つ予定しているラインナップの最初のひとつが「もろみの見た夢」という、今回の米焼酎とのことです。

moromi no mita yume

shochu lab

で、そのもろみの見た夢の開発者という方が登場です。松木さんという女性が作ったそうですが、これがもう「もやしもん」の世界からでてきたような人でした。今回のミーティングというかイベントは、ブロガーとSHOCHU LABに登録している人で、若干、酒税にうるさい人とかもいましたが、たぶんみんな焼酎のプロではありません。しかし、プレゼン資料はこんな感じ。

もろみ熟成中に酵母が自己消化を起こします

もろみへのエキス分の放出

アミノ酸・ペプチドが増えます

焼酎の説明というか、化学か生物の授業を受けている感じでした。こういう理系なプレゼン、最近あまり受けていなかったので結構楽しかったです :-)。ちなみに本人はこんな感じの方。

prensentation

kakomi shuzai

プレゼンがおわったあとの懇親会では、囲み取材のような感じでみんなに撮影されていました。同僚の方に「もやしもん読んでいます? 」ってきいてみたら「わたしは読んでいないけど、松木は読んでますよ。」との話、さっそく本人に突撃質問したらあっさり肯定していましたですよ。同僚の方いわく「探究心の固まり」なのだそうなので、菌が見えるようになるのも近いですかね。

また、単に研究してつくったというだけでなく、工場での樽詰めなども手伝ったということ。ほんとうに自分で作ったものなんですね。

tarudume

で、肝心の焼酎ですが、テイスティングの作法を教って味わってみますと、香りがとても高く、なんか甘いまろやかな香りでした。一口含みますと、やっぱり焼酎らしくグッときます。食事前には結構きますね。

tasting time

この「もろみの見た夢」のおすすめの飲み方は水割りとのこと。加藤さんがつくる水割りが最高とのことなので、作っていただきました。

ちょっと薄めにつくったという水割りをいただきますと、香りの高さはそのまま、さきほどの味の強みがなくなり、とてものみやすいです。これは焼酎っぽくないなあと思い、聞いてみますと「焼酎だけど焼酎っぽくなくなるくらいの作り方」を目指してみたとのことです。なるほど。

kato-san no mizuwari

いろいろなたべものがでていたなかで、今回の「もろみの見た夢」にあうのは、松木さんのおすすめでもあった「ホワイトチョコレート」これが意外というかとても合いました。おどろきです。いや、勉強になります。

white chocolatte

「もろみの見た夢」はウェブのみでの限定販売、2500本です。今回のイベントのお土産にボトル一本いただいてしまったのですが、2500本完売したら、松木さんが次の新しいのを作ってくれると思うので、松木さんのファンになったみんなは、どんどん飲んで、心して買うべし、だと思います。はい。

matsuki-san