Leopard 導入
Mac OS X の最新バージョン、Leopard をリリースしてしばらくしてからインストールしてつかっています。300を越える新機能とかいっていますが、それなりにいろいろ変わっていて、ひとつひとつは小さい機能なのですが、一度乗りかえるとなかなか戻れない良さがあります。すでに 10.5.1 もリリースされている状況なのでいまさら感がありますが、地味な機能を中心にわたしなりのレビューをば。
* Spotlight がまともに使えるようになった
やっと Spotlight が普通につかえるようになった気がします。Tiget のときは遅くてまともに使えませんでした。Mail.app のキャッシュも全部、けっこうなスピードで検索してくれるので、かなり便利です。一方、デカいメールボックスを登録すると大変かもしれません。一ヶ月ほどつかって、mds/mdworker がとまらなくなってきたので、MacBook のほうは、この週末に一回インデックスを再構築しました。
* ssh-agent が起動している
ログイン時に ssh-agent が自動的に起動するようです。これで、sshkeychain や sshagent がなくてもオッケーですね。詳細はLeopard finally supporting ssh-agent at loginに。launchd つかっていますね。便利になりました。
* Downloads フォルダーが便利
Safari や Mail のデフォルトの保存先が ~/Downloads になりました。Desktop がちらかりにくくなったかもしれません。しかし、わたしのデスクトップはあいかわらずちらかっています...。
* プレゼンテーションのときには Spaces にも注意
プレゼンをするときは、スクリーンセーバーとかパワーマネジメントとかの設定に注意するだけでなく、Spaces にも注意したほうがいいと思います。デュアルディスプレイモードで Spaces をつかっていてディスプレイが検出されたり見つからなくなったりすると、ちょっとややこしいです。簡単に切り替えられるなんかいいツールはありませんかね。
* iCal のアイコンは起動していなくても正しい日付に
iCal のアイコンの日付が、起動しないのに正しい日付になっています。これで日付をさっと知りたいときに便利です。iCal をどう使うのかそれは別の問題です...。
* AppleShare とか SMB まわりも新しく
Tiger のときには接続できなかった Windows のディスク共有に簡単につながったっりするようになった反面、LANDISK home には接続できなくなってしまいました。LANDISK home のほうはアップデーターがでていて大丈夫でしたが、ネットワーク共有まわりはいろいろ新しくなっているようなので、以前困っていた人は試してみるといいかもしれません。
* たまにアヤシイ動作も
評判の Time Machine を試してみるべく、Mac Pro に構築した RAID ドライブに保存するようにして Time Machine を設定してみました。しかし、たまに Time Machine が終了せずにずっととまらないことがありました。暴走中は負荷がたかくてこまるので、いったん使用を中止しました。10.5.1 のアップデートがでてからは試していないので、いずれ再挑戦してみたいと思います。
まあ、こんな感じでしょうか。
Leopard になり、OS に標準搭載されている機能がますます強化されているような気がします。サードパーティーのソフトウェアベンダーにとっては受難といいますか、ネットを経由したウェブアプリケーションに移行しているということなんだろうなあ。今回、開発者であるADCメンバーへのGM配布が通常の出荷よりも遅かったという悲しい事実が、Leopard への対応の遅れも含めて、そんな状況にさらに追い討ちをかけているような気もする今日このごろ、Apple にはいろいろがんばってほしいと思う今日このごろです。はい。
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