「時をかける少女」の DVD、限定版のハンドブックがすごい
突然のきっかけにより観に行くことに なり、わたしが去年に観た一番の映画となりました「時かけ」こと「時をかける少女」の DVD が今朝届きました。もちろん「限定版」のほうです。
限定版はなんかとにかく意外と高かったような記憶があるのですが、映画がすばらしかったのでエエイと買ってしまいました。届いたパッケージは大きくて、DVDボックスのようです。おまけは、いまのいま、封をあけるまで知らなかったのですが、綺麗だった背景美術の絵や対談集になっているハンドブック、真琴の鞄についていたストラップ二種類、そして上映フィルムから切りだしたフィルム・ブックマークの3種類でした。こんな感じです。
フィルムは映画を観たひとならすぐにわかるあのシーンでした。やったね。
で、まあ、一度は観た映画だし、とおまけのハンドブックを眺めていると、ななんと「渡邊隆史 x 公式ブログの中の人」というコーナーがありました。「時かけ」には公式ブログがありまして、映画が始まる前からずっと「時かけ」の発信しつづけています。いまだに続いていまして、「時かけDVD、まさに今つくってます!」とか、時かけDVD、まさに今...開封!とか続いています。正直なところ、わたしは自分が観にいった前後以外、あんまり読んでいなかったのですが、ブロガー試写会などもやっていたので熱心なファンはずっと読んでいたんじゃないでしょうか。その「中の人」がそれぞれの局面を映画の公開のずっと前から、上映規模の小さかったこの作品をどうやって盛りあげるべくがんばっていたのか、ブログだけでなく、さまざまな面での裏側を語ってくれています。
「ホントに持久戦なので、ちゃんと最後までやりきるのはもう大変ですよ。映画宣伝で食べている人たちも、安易にそういうキーワード、口コミとか公式ブログとかブロガー試写とか走らないようにw、約束だよ!」
公式ブログを最初から読みなおすと、最初はちょっと宣伝っぽいのが、だんだんブログっぽくなっていくのがすごく面白いです。ぜひぜひどんどんやってほしいです。
ちなみに「ブログは Movable Type だったんだけど、最初は使い方がよくわからなくてさ」と渡邊さんに書かれてしまっています。ごめんなさい! でも、使っていただきありがとうございました!!。すでに会社を離れた身ではありますが、なんとなくあらためて感謝いたします。
実際、わたしが映画を観に行こうとおもったきっかけはあずまきよひこ.comですし、たぶん、わたしのブログを読んで、興味をもって観にいった人もいると思います。そういったつながりの連鎖が産まれる源がどんな様子であったのか、とても興味深く読ませていただきました。
で、内容について詳しく知りたい方はぜひ「時かけDVD限定版」を買って、じっくり読んでいただきたいと思います。
もちろん、ハンドブックのその他の部分もどれも読んでとても楽しくなってきます。「時かけ」に関わった方が、どれだけの想いをこの映画に注いだのかがよくわかります。それが作品に投影されて、よりいいものになっているんじゃないかと思いました。
ということで、わたしには全然割高ではありませんでした。おもわず、DVD を観る前にここまで書いてしまいました。これからこころして DVD を観ます。いやあ、本当に楽しみです。
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