先週、パシフィコ横浜で開催されていた Internet Week 2005　(iw2005) で講演してきました。昨年はパネルに参加しただけだったのですが、今年はチュートリアルを担当ということで、なんと3時間。慣れないながらも、ブログと周辺サービスの話をしてきました。有料セッションにも関わらず、多数の方にご参加いただきありがとうございました。本来であれば、事前予告すべきなんでしょうが、XML開発者の日のときと同様、どたばたしていてどうも後手に回ってしまいました。むむむ。

Q&A で皆さんのお話を聞いていますと、ブログの将来的な動向と共に、現在進行形で規模が拡大している中でサービスを運営していく大変さを改めて感じます。わたしが働いている Six Apart でも同様に直面している問題でもあるわけですが、市場の拡大により、これまでのサービスに比べても速いスピードで変化が発生している中、新しいことへの挑戦と規模の拡大、サービス品質の向上といった課題に同時に対処しなければならず、単純な問題ではありません。技術的なチャレンジだけでなく、新しい市場を切り開くというチャレンジでもあるわけで、それが大変でもあり、面白いところといいますか。

今回のチュートリアルでは、スケーラビリティやスパム対処などを取り上げてみましたが、市場規模が小さいときと、規模が拡大した現在では違う考え方も必要になるわけですが、それが新しい製品やサービスを生み出す妨げにならないような、うまいやり方を考える必要性を強く感じました。

今回の講演で使った資料をおいておきますので、よろしければどうぞ、です。

プレゼンテーション資料　(PDF, 3.4MB)