最近、ちらほらと見かけるようになった、Creative Commons ですが、コモンズも読んだところなので、このサイトにもつけてみました。Creative Commons は、自分の著作物の使用条件を XML (RDF) で明記しておき、許諾された範囲での利用を促進するための仕組みです。

自由に使っていい著作物も、そうでない著作物も、一様にネットの上に存在しているため、その著作物を二次使用してよいのか、よくないのか、すべて著作権者に問い合わせる必要があります。著作者があらかじめ「ダメ」とか「非商用だったらいいよ」とか、著作物に表示しておけば、使いたい人はその条件の範囲では問い合わせの手間も省けますし、検索なども容易になります。Creative Commons はあらかじめいくつかの利用許諾をシンボルマークとともにテンプレート化してあり、その組み合わで、自分の好みの条件を設定するようになっています。

このような仕組みがあれば、著作権の確認、許諾のコストが低く抑えられて、著作物の利用が促進されると思います。Creative Commons 自体は、無料のコンテンツの利用促進を主眼にしているように思いますが(名前からして Commons だし)、有料、無料問わず、このようなコンテンツ流通の自動化の流れは、今後進んでいくでしょう。

Creative Commons の仕組みは米国法に基づいているので、日本でこのマークつけていて、どれだけ意味があるのかは、いまのところ不明です。とりあえず付けてみましたが、はてさて。

ところで、Creative Commons のマークは、Creative Commons されているのでしょうか。