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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

Movable Type について思うところ

なんか、名前がでている...。ありがとうございます。せっかくなので、ちょっとだけコメントを。

クローズっていうのは、コミュニティがクローズなのでなく、いわゆるフリーソフトウェアと違うライセンス体系で Movable Type が作られて、使われていることをいいました。だれでもコードを改変して配っていいわけではないことです。まだ、MT は完成したものでなく、発展途上ですから、責任をもって開発をすすめる人がいることが大事だと思います。それには、作った二人が一番じゃないでしょうか。それに、彼らにだって、生活があり、ビジネスがあるんですから。

Movable Type 作者である Mr. & Mrs. Trott ですが、コードの配布については、「自分達の作っているものには、自分達がきちんと責任もってサポートしたい。改変されたコードがたくさんでまわると、すべてのコードをサポートすることはできなくなってしまう。せっかくみんなに使ってもらっているのだし、いまはできる限り自分達でやりたい」ていうようなことをいっていました。わたしが思うに、自分の作るものに愛着をもつことも理解できますし、ユーザの声をよく聞く姿勢もあること、彼らが作りあげつつあるものが、どこまでのものになるか、とても興味があることなど考えると、彼らがそう望む間は、このまま進めばいいなと。

Movable Type を使い始める前にインストールや日本語化など、大変な問題があることは二人も理解していて、なんとかしたい、と考えています。わたしもなんとかしたいと思っています。使えなくて悲しんでいる人には、いまはごめんなさい、です。ちょっとずつでも良くしたいですけど、あの記事ではまだまだでしょうから...。もうちょっとなんとかしたいです。

彼らのことについてもっと知りたい人は、じきに、いくつかインタビュー記事の掲載が予定されていますので、興味のある方は、出たら読んでください。(って、わたしが書いているのではないですが...)

ちなみに、Mac っぽさを感じているのは cat@log さんと話していて、なんとなく感じていただけだったのですが、MT の二人が iBook ユーザだったので、妙に納得しました。なんとなく、さわっていて楽しく感じる雰囲気、そんな感じです。わたしが Macintosh つかうときは、仕事より、遊びのときのほうが多いのですが、そのせいかも。