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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

MacBook Air に SSD 載せかえ

SSD on MacBook Air

MacBook Air を使い始めてから1年あまり。SSD 化してみました。みごと、静かな MacBook Air に生まれかわりました。

MacBook Air を入手した一年ほど前、当時は64GBのSSDに10万円以上ある価格差ほどの価値はなく、いずれ値段が落ち着いてくるだろう、と思っていたのですが、案の定、今年発表の現行モデルでは128GBのSSDがプラス59,800円になり、これくらいなら...と思わせる価格になりつつあると思います。だからといって、新しい Air を買うほどの余裕はないのですが、市販のSSDに自力で交換した人達の人柱レポートをいくつか見て、わたしもやってみることにしました。参考にさせていただいたのは以下のサイトです。ありがとうございます!
BONNOH FRACTION 13: MacBook Air に PF18Z64GSSDZIF を載せてみた
ボーっとしてても時間は過ぎてゆく: MacBook Air ZIF 1.8インチHDDを SSD PF18Z64GSSDZIFへ交換
スピリカ作業小屋ブログ: MacBook Air (初代)のSSD化

今回交換につかったSSD は PhotoFast のPF18Z64GSSDZIF。64GBのMLCタイプです。リードライトのスピードがそこそこいいこともありますが、MacBook Air での交換実績があることと、なにより、22,800円(税込)という価格が魅力でした。

交換作業自体は簡単というか難しいというか、この手の作業に慣れている人には簡単、まったくやったことのない人にはおすすめしない、というレベルでしょうか。MacBookの裏蓋を外し、ケーブルを外し、HDDのマウンタを外してHDDをSSDに交換、そのあと手順を逆に戻して元に戻す、というだけです。HDD/SSDの交換ではネジはすべてプラスドライバーで外せるので、精密ドライバーを持っている人ならだれでもできるでしょう。気をつけるのは、HDDのマウンターに隠しネジがあることと、粘着テープで固定しているケーブルなどを傷つけないようにすることくらいです。30分弱で完了しました。

先人たちの換装レポートでは、コネクタの向きやファームウェアのバージョンなど注意点ども指摘されていましたが、今回は、ファームウェアのバージョンを最新にしています、という SSD Laboratory というところから購入しまして解決、コネクタの向きはケーブルとにらめっこして、HDDと同じ向き(仕上がりでメーカーラベルが上)にしたら、問題なしでした。

再インストールでは、インストールディスクを起動後、最初、ターゲットに SSD がなかったのですが、ディスクユーティリティで SSD に空のパーティションをつくるとターゲットとして選択できるようになりました。インストールにかかった時間は普段と同じくらいだった気がします。

SSD 化しての印象ですが、まったくハードディスクの音がしなくなったのがとにかく驚きです。動作中にノートPCを持ちあげたり動かしたりするのはよくないとわかっていてもやってしまいがちなことですが、そういうときにハードディスクがうなりをあげたりすることがない、というのが、思っていた以上に快適です。また、スリープから回復するときも静かです。こんな幸せも、多分、明日には慣れていると思いますが...。

パフォーマンスについては、まだそんなに使っていないのでよくわかりませんというか、体感できるほどわかりません。SSD 化で期待していたのは静音化とバッテリの持ちが良くなることですが、バッテリのほうはどうなんでしょう。これから使ってみて、わかったらまたレポートしてみたいと思います。はい。