先週の土曜日、Python Workshop the Edge 2007 に登壇してきました。お題に選んだのは Mac と Python と PyObjC と Skype.framework を使って「Skypebot をつくってみよう」という、どうにもマニアックなネタだったと思うのですが、果してウケたのかどうか。

それはともかく、当日利用した資料を置いておきますのでよろしければどうぞです。

python workshop the edge 2007 presentation

Mac OS X には、Python などのいわゆる Lightweight Language が標準でインストールされています。ターミナルでシェルも動くし、emacs も vi も使えるということで、UNIX 野郎にはとても便利な OS ですね。この Python で、Mac OS X の Cocoa framework を利用できるようにするのが PyObjC という Bridge です。Skype には Cocoa framework の API が用意されているので、これを使うと Python で Skype API を利用したアプリケーションが作れてしまうというわけです。サンプルコードはこちらです。

skype.py

実をいいますと本番ではデモで失敗してしまいました。うまく動いている様子をみていただきたかったのですが、すかさず会場でダウンロードして試してくれた親切な人もいました。ありがたやありがたや。