「『ヒューマン2.0』とは日本人の革新である。日本人は重力に魂を引かれた人々の集まりであり、この美しい国を食い潰そうとしているのだ。シリコンバレーにでる事によって、日本人はその能力を広げることができると、なぜ信じられないのだ。日本を自然のゆりかごに戻し、日本人はシリコンバレーで自立しなければ、日本は美しい国ではなくなるのだ...」

方々でご活躍の渡辺千賀さんの本「ヒューマン2.0」を、先日開催されました出版記念パーティーでいただきました。千賀さんとはネオテニーのときに一緒に働く機会がありました。「ええい、渡辺千賀は化けものか」と思わずいってしまいたくなるようなパワフルな働きぶりに関心させられまして、それ以来、親しくさせていただいています。

わたし自身はなんともシリコンバレーに住んでみたいとは思わないのですが、出張で幾度か行く機会に恵まれてみてきた彼の地の魅力(とそうでないところ)が、この本にはつまっています。漠然と海外に憧れている人、特にシリコンバレーについてもっと知りたい人にはおすすめの一冊です。

折角の機会なので、パーティー会場でサインをしていただきました。頼んでもいないのに、メッセージが添えられていましたよ。

えーっと、「若者をいじめないで頂きたい」です。はい。