Movable Type 3.3 へアップグレード
Movable Type 3.3 がリリースされました。予定よりちょっと遅くなりましたが、MT 開発チームの自信作で、3.2 よりも、さまざまな部分でよくなっていますので、ぜひ、ご利用ください。で、正式版をつかってこのサイトの MT もアップグレードしてみました。手順を書いておきます。また、単純な Transformer プラグインのサンプルも書いてみたので、あわせてどうぞ。
うちでの MT 3.2 からのアップグレードですが、 mod_perl を使っているので添付されている upgrade スクリプトを利用して行っています。手順は
- mod_perl プロセスの停止
- バックアップ: MT とデータベースの内容も含めてバックアップします。
- アプリケーションのアップグレード: 基本的にファイルの上書きでいいのですが、今回は、extlib や tools などだけでなく、スタティックファイルも忘れずに。
- upgrade を実行
- mod_perl プロセスを起動
です。MT のイベントなどで、Transformer プラグインの作りかたを知りたい、という話がでていたので、ひとつ、サンプルがてら作ってみました。plugins ディレクトリに置いてつかってください。
で、プラグインの中身はあきらかに時代に逆行するのですが、管理画面のページでの AccessKey を無効にします。Mac だと Control + AccessKey なので、いろいろ使いにくいこともあるわけですよ。はい。
簡単に解説すると、MT::App のコールバックを利用します。管理画面の (x)html コードのリファレンスが取れるので、あとは好きなように中身を書きかえることができます。ここでは、正規表現をつかっています。特定のテンレプートだけ、というのもできるので、みなさんもチャレンジしてみてください。うまくできたら、とうとうできた日本版のプラグインディレクトリに登録してくれるとうれしいです。
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