SEO って言葉、ご存じですか？ こんなページを見にくる業界な人なら常識かもしれませんが、サーチ・エンジン・オプティマイズでいいのかな？ 要はサーチエンジンで検索してやってくる人を殖やすために、あの手この手を考えることをいいます。最近は専門のコンサルタントまでいるとか。

ブログを使うと自然と SEO されて、google の検索結果の上位にくるというのは、結構有名な話なのですが、そのパワーを改めて感じている今日この頃です。といっても、そのパワーを何に活かせばいいのでしょうか？ ともかく、このサイトに飛んでくる方の検索ワードをいくつかご紹介しましょう。

もちろん、この1年間不動のトップは「Movable Type」です。いくつかのページに分散していますが、いろいろなページにたくさんの方に来ていただいています。ありがとうございます。

次に多いのがガジェット系です。「RM-VL1000U」とか「ATH-EM7」などの型番でくる場合がほとんどです。最近、「FSV-PGX1」が伸びてきています。型番でない言葉としては「学習リモコン」も多いです。強力に使いこなしている方には遠く及ばないレビューですが、わたしのエントリーを見て買った人はいったい何人いるのでしょう？

以外に多いのが「DivX」。そういえば、一度 DivX対応プレーヤーを紹介したことがあります。紹介しただけなので、せっかく来てくれた人にはちょっと不満でしょう。

先月は「迎賓館 見学」が多かったです。一般見学を受付中だったのでしょうか。

最近、急激に伸びていたのが「六本木ヒルズ」検索順で28番目にも関わらず、多数のご来客をいただいています。世の中の六本木ヒルズの人気をよく示しています。でも、わたしのページは、食事と映画の情報が欲しい方には、あまり意味のないページかもしれません...。

ちなみにＧｏｏｇｌｅのデータベースが再構成されて、検索順位が入れかわることを「Google Dance」というそうです。だいたい、月に一回やっています。今回のGoogle Danceの結果、わたしのサイトへの「六本木ヒルズ」のページへのアクセス数は激減しました。SEOな方々は、Danceがあるたびに、一喜一憂しているんでしょうね。

これらの結果を見て思ったのですが、やっぱり google はえらいな、と思いました。上位のサイトで大体所望の情報を得られると思います。特に複数のワードを組み合わせたときは、かなり強いです。下手な小細工は無駄な気がします。SEO でがんばる、検索結果の上位をとる、というのもいいのかもしれないのですが、SEO をがんばるよりも、検索結果上位のサイトに直接広告を出したほうが、効率がいいのではないか、そういう気がします。Google の AdWords は検索結果のところに広告を出しているのですが、わたしは、ほとんどクリックしていません。それぞれのページに関連サイトへのリンクが大抵あるので、それで事足りてしまいますから...。

もう一つ思ったことに、自分のサイトで検索結果の上位にでてくるとなると、多くのサイトでちょっと意識してきちんと書いたら、ポータルサイトはたいへんだろうな、といったところです。サイトの総量で有益度を比べると差は歴然とするのですが、一ページ、一キーワードで勝負すれば、互角以上の勝負ができるでしょう。なんの勝負をするのか、わたしにもわかりませんが、ともかくサイトはgoogleによって、ばらばらのページに解体されつつあると思います。一ページ、一ページ、いいもの書いていれば、なんかいいことあるのかも、とちょっと思ってしまいました。

ちなみに、毎日書いていると、Google-bot が毎日くるようになって、検索結果への反映も早くなります。わたしのようにダラダラ書いていると、Google-bot もダラダラとやってきます。だからといって、毎日書いても、見てくれるのは Google-bot だけだと笑うに笑えません。いいこと書いたら、みんなにリンクされて、ちゃんと見てもらえて、PageRankもよくなって、Googleの検索結果の上位に位置する(はず)なので、あんまり小細工しないで、マジメにコツコツというのが王道でしょう。