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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

Trackball が壊れた

MarbleFX.jpg

実はわたしはトラックボールを愛用しています。マウスほど多くはありませんが、トラックボールにもいろいろ種類があって、それぞれに個性があります。有名なのは、KENGENTON の Turbo Mouse でしょう。ボールがビリヤードの玉と全く同じサイズで交換可能なことは、結構知られているのでしょうか。わたしもいつか Turbo Mouse を購入したときのため、と思ってビリヤードの玉だけ持っています。

わたしがこの数年愛用していたのは、Logitech の TrackMan Marble FX でした。掌にフィットする曲線的なデザイン、親指と人差指、中指の三本がボールにさわることができて、微妙なコントロールができること、ほどよいボタンの大きさと押す方向の適切さは、他社の製品になく、かなりのお気に入りだったのですが、5年くらいつかったのかな、ボタンが効かなくなり仕事に差障りがでるようになったため、仕方なく次の製品を物色することになりました。

前述の Turbo Mouse (Windows 用だと Expert Mouse というらしい) を含めていろいろと検討しました。右効きのわたしは右手にフィットするタイプ、ボールの操作は人差指と中指の二本でできること、ボタンは自然な位置にあること...。いろいろ検討した結果、結局購入したのは、 Mircosoft の Trackball Exproler でした。

TrackballExplorer.jpg

LogiTech (誰かさんが、Logicool という社名にしてしまいましたが...) の新製品はワイヤレス化されていました。トラックボールをワイヤレスにする理由がよくわかりませんでした。また、Logitech の新製品は、どれもボタンが小さいです。どうして小さくするのか理解に苦しみます。ボタンがやたらと増えているのですが、実際に利用できるボタンはそれぼどありませんし、ボタンをふやすと、指への負担が高まります。いろいろ考えてやめました。

KENGENTON もよかったのですが、左右対称の作りがボタンの押しやすさを阻害していること、ボールの動き検出が機械式なのでボールを動かす向きでなんとなく重さが違う気がしてやめました。

消去法的に Microsoft の Trackball Exproler にしましたが、なんとなく満足しています。でも、不満なポイントもいくつかあって

  • 光続けている
    いらんときは消えていてほしい
  • 親指ボタンの下の方の押す剥きが水平方向である
    親指をボタンにのせているので、そのまま重力の方向におしてしまうのですが、握るように水平に押さないといけないので押せないときがあります。これは慣れの問題かもしれません。
  • ホイールが親指についている
    親指への負担が大きいような...。

なんだか文句つけているみたいですが、 Marble FX がまだ入手可能であれば、それを買って幸せだったはずでした。機能競争もいいですが、キーボードやマウスのような、基本の Human Interface はいいものを長い期間、同じ品質で販売してほしいです。一生物といったって、スイッチなどはどうしても寿命があるものですからね。