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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

紺屋の白袴

去年から妙に忙しい日々が続いているのですが、先日の MT-3.0 の日本語版のリリース後、ふと気がつくと
自分ところの MT が 2.65 のままでした。プラグインとか、ナゾの機能拡張とか、いろいろ入っていたりもするので upgrade するのは面倒なのですが、そんなことをいっていてはいけません。ということで、アップグレードしてみました。

以下、手順を簡単に...

あからじめ、upgrade 版をダウンロードしてきて、展開しておきます。

まず、バックアップ。いま動いている MT のディレクトリをバックアップします。ディレクトリを丸ごとコピーしておけばいいでしょう。データベースについても忘れずに。Berkeley DB であれば、ディレクトリをそのままコピーしておきましょう。mysql の場合は、mysqldump mt > mt.dump とかやると、バックアップできます。また、念のため、StaticWebPath もバックアップしておきましょう。

次にスクリプトのアップグレードです。これは、あらかじめ展開しておいた MT3 のアップグレード版で上書きします。StaticWebPath に別のディレクトリを指定している場合は、ちゃんと images, docs, sytles.css, mt.js をその場所にコピーしておきます。mt.js が増えているので忘れないようにしましょう。

スクリプトのコピーが終わったら、データベースのアップグレードです。mt-upgrade30.cgi を起動すると、自動的に変換されます。うちでは、mod_perl 環境で動かしていますので、コマンドラインで、perl mt-upgrade30.cgi みたいに実行して完了です。

そうそう、忘れずに mt-2.6 の ja.pm を消しておきましょう。(mt3/)extlib/MT/L10N/ja.pm が残っていると、うまく表示がでないことがあります。削除するのを忘れないようにしましょう。

以上、mod_perl の場合は apache をリスタートすればアップグレード完了です。うまくいかないときは、バックアップを戻して確認していけば、アップグレードできると思います。