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徒然なるままに日暮らしブログに向かいて...

13歳のハローワーク


13歳のハローワーク

村上龍さんから「13歳のハローワーク」という本をいただきました。ありがとうございます。会社に取材にこられたときに、ちらっとお話しさせていただいたのですが、そのときのことを覚えていただいていたようで光栄です。この本は13歳の少年少女にとって、自立という意味で将来を考えようとしたときに、どんな職業があるのか、どんな職業が向いているのか、という問題に答えようとしています。値段は 2,600 円とちょっと高いのですが、かなり充実して、ズシリと重い本でした。

13歳のハローワーク謹呈本

いただいた本をちらちらと眺めていたのですが、中学生が読むには内容もヘビーすぎるように感じました。それぞれの職業案内の言葉遣いは大人向けだし、内容も簡単ではありません。後半のページでは、いたるところに「村上 龍」って署名がはいっているのですが、それ以外は実は違う人が書いているのかな?

とはいえ、職業や将来について、なにも考えがなくて悩んでいる人にとっては、いくらかでも好奇心を刺激されるものがあるかもしれません。自分のもっている「好きなもの」から職業を見つけようとしてみたり、そもそもいろんな職業のことについて、ひとつずつ、短かいですが、丁寧に書かれていますので、大人が読んでも、それなりに面白いです。

理系人間にはありがちですが、わたしの場合、図書館でBLUE BACKS (search)なんかを読みあさり、いろんな分野への興味を広げていましたが、いまの中学生、高校生はどうなんでしょうね。