FRY'S Sunnyvale
シリコンバレーといえば、古くから半導体産業の中心として、そして今ではインターネット産業の中心としても有名なところです。わたしにとっても、こどもの頃からの憧れの土地です。今回の出張では、このシリコンバレーのメインプレーヤーである、ベンチャービジネスを作っている起業家、カタカナにすると「アントレプレナー」と、その起業家の手腕に賭ける投資家「ベンチャーキャピタリスト」にたくさん会ってきました。この二種類の人種の駆け引きから、インテルやサン、ヤフーなどいまや大企業といえるようなベンチャー企業がうまれてきました。
そんな彼らがだいたい共通して好きなのが「デジタルガジェット」要するにオモチャです。会議をしていると「あれ、それなに?」から始まって「こんなのもあるよ!」って感じで、気がつけば、会議机の上で日米デジタルガジェット合戦です。仕事そっちのけでの真剣勝負。そんな会議ばかりの今回の出張の合い間に、当地では品揃えが充実しているらしい FRY'S の Sunnyvale 店につれていってもらってきました。
来てまずびっくりするのがその大きさです。初めて来たわけではないのですが、毎回驚いてしまいます。アメリカでは、スーパーマーケットの大きさも有名ですが、それと同じくらい、いやもっと大きな感じがします。比較的ゆったりと配置された棚に大量に並べられています。買物客は、スーパーマーケットと同じようにカートを押しながら品定めをしていました。
扱っていたのは、コンピュータ関連の製品や本だけでなく、携帯電話、家電やカーステレオ、ホームシアター、電気、電子部品、ケーブル類や、DVD、CD など、多岐に渡っています。店舗の中央には喫茶店があり、休憩することもできます。家族連れが多いのか、子供用のおもちゃや、レジの前には駄目押しのお菓子まで並べられています。日本だと、ビルを占有しているような大型量販店をゆったりと地べたに配置したような感じでしょうか。
並んでいる商品ですが、PC部品は秋葉原の方が充実していると思います。しかし、いろいろな種類の商品があり、日本未発売のものや、あやしげな謎のグッズがあったり、値段が極端に高かったり安かったりするので、時間をかけてチェックすると、かなりの時間、充実して過ごすことができます。
日本にないものとして、よく見たのが GSM 携帯電話。去年、ギリシャ旅行に合わせて、 Swisscom の GSM SIM を手にいれたのですが、肝心の端末を購入していません。米国でも、T-mobile などGSM キャリアが増えてきたのか、端末も増えてきているようです。以外と値段が高いけど売り切りしてくれるのは日本との大きな違いです。日本製の電話より小さくコンパクトにまとまっているものだけでなく、PDA と一体型になったものも結構な種類、店頭にならんでいました。Palm ベースのものと Pocket PC ベースのもの、どちらもありました。街でも HandSpring の Treo を持っている人を結構見かけました。そういっても、なにせわたしの周りの人です。類は友を呼ぶ、の法則で当地で本当に流行っているのかはわかりません。そういえば、シリコンバレーの人は、イヤーレシーバー(イヤホンマイク)を使っている人が結構多いです。売場も充実していて、Bluetooth のものまで、たくさんの種類のものを売っていました。わたしも家では使っているのですが、長電話するほど便利に思えてきます。しかし、外ではあまり使いません。車で移動している人が多いから、とかいろいろ聞くのですが、いまいち、この文化の違いはよくわかりません。
結局のところ、今回の収穫は3つ。帰国してからレポートします。何を買ったか、わかりますか? :-)
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