森の中の蒸溜所: サントリー白州蒸溜所を社会見学

サントリーさんの特別のお計らいで、白州蒸溜所につれていっていただきました。今回は公募されたほかのブロガーさんと一緒、計20名ほどで新宿からバスで一路白州へ...。

白州蒸溜所は山梨県にあります。よく位置関係がわからなかったので Google Maps で調べてみました。山梨といっても長野に近いほうですね。


大きな地図で見る

新宿から中央自動車道で小淵沢へ。途中「左はビール工場」を通過していきます。

春休みの時期に重なったこともあり、ちょっと渋滞していましたが、おなじ敷地にあるサントリー天然水白州工場で採ってボトリングされた水だという南アルプス天然水をいただきながら、お昼過ぎには白州へ到着です。

白州蒸溜所では、ランチをいただいてから、蒸溜所内を見学させてもらいました。敷地内は本当に森のなかで空気もすがすがしいかったです。

説明を聞きながら蒸溜所内を回っていきます。所内はアルコールの香りがたちこめていました。気分がもりあがります。広い建物のなかを、仕込、発酵、蒸溜と順番にみていきます。

蒸溜所内では、いろいろなもののサイズに圧倒されました。たとえば、発酵用のタンクは72,391リットル。満タンだとビル瓶114,361本分の容量、このタンク6900個少々で、霞が関ビルが一杯になる計算です。上のほうだけみてるとそんなではないのですが、実は床下まで結構ありました。発酵のあと蒸溜させるので、そのままの容量というわけではないでしょうけど、すごいですね。

次は樽を焼くリチャーという工程です。樽の内側を焼いて炭化させています。結構はげしい炎を職人技でコントロールして仕上げるそうです。

焼いたあとの樽も見せてもらいました。なんともいえないいい香りでした。この樽、焼いたあとは洗ったりせずに、そのままウイスキーをいれてまた貯蔵するそうです。


そして今回は特別にウイスキーの貯蔵庫にも案内してもらいました。普段は撮影禁止のエリアとのこと。白州蒸溜所は1973年に出来たとのことなので、この1973年の樽が最初の年のものかな?

貯蔵庫内にはオーナーズカスクのコーナーもありましたが、そこは指を加えてみているだけ。50万円からということなので、いい記念になるようなことがあれば申しこんでみようかな...。

と、蒸溜所をひととおり見学させていただきました。このあとはいよいよ試飲の時間ですが、それは後日のエントリーで。